訪問型母子ケアでのご相談で一番多いのは授乳に関することですが、生活リズムについてのご質問もよくあります。
生まれてすぐの赤ちゃんは、まとめて寝なかったり、夜中に起きて、昼間に長く寝ていることも多いですね。これは仕方がありません。お腹にいた時には、夜になるとママの眠りを誘うホルモン(メラトニン)の影響を受けていましたが、生まれた後は、そのホルモンを受け取れなくなったのです。(成長とともに自分で作れるようになります。)
メラトニンは、夜に暗い所にいると分泌され、朝光を浴びると止まります。パパやママの寝る時間まで、リビングにいませんか?パパの帰りを待ってお風呂に入れるために、寝かしつけが遅くなっていることもあるかもしれません。
20-21時くらいになったら、起きていても暗い部屋に連れて行くことが大切です。
また、1日は24時間。しかし人間の体内時計は約25時間と言われています。このズレも朝日を浴びることでリセットされます。赤ちゃんが寝ていても、部屋を明るくして、柔らかい朝日が当たる場所に移動してください。
それを習慣にすると、昼と夜の区別がついてきやすいですよ。
早めに寝かしつけをして、一緒に寝てしまってもいいし、次の授乳までの時間を、ホッとできる自分時間・夫婦時間にするのも良いですね。
夜になかなか眠れずにいる妊婦さんも、朝活がおすすめです。スマホの光も影響を受けるので、寝る直前までスマホを触ることを控えてみましょう。